2021年8月9日月曜日

野生の体を取り戻す!「サケ最強説」

 オリンピックが終わり、若干のオリンピックロスと共に少なくない暇がもたらされた今日の私。さらに読書をするにはうってつけの台風日和ときた。

なので現在読書中(遅々として進まない)の「GoWild」で、またまた「ふーん」と思う所があったので暇に任せてちょっと紹介を。

とその前に、

紙媒体で読書をする人の必携「栞(しおり)」ですが、有ったはずなのに無いということはよく有ることです。

無くなった栞はいったいどこへいったのやら?

謎は深まります……

栞のことを考えていると「たまには気分転換も兼ねてこじゃれた栞でも」という気分になったので、早速散歩も兼ねて近所の文房具店に行って参りました。

はい、ありませんでした!

栞って文房具族に属していると思っていたのですが違うんですね。

もしくはたまたまその文房具店になかっただけなのか?

謎は深まります……

という訳でまた後日、今度は書店にでも行ってみようかと思います。


さて、ようやく「GoWild」の「ふーん」の件ですが、

その昔、狩猟採集を生活の基盤としていた人類は、やがて農耕技術を獲得することになりました。

「やった!これで安定して飯にありつける。もう命の危険を冒して動物を追いかけまわさなくても良くなったんだ!」

想像するにいい事づくめの農耕文化ですが、1つ大きな問題が起こりました。

栄養不足で病気或いは死亡する人が増えたというのです。

穀物(炭水化物)ばかりに依存して、それまで動物の内臓や脂肪、或いは木の実(ナッツ類)などから当たりまえに摂取していた栄養成分が圧倒的に不足したからだということです。

ちなみに、炭水化物は人の体に入ると糖に分解されます。

糖は人の体からは「毒」として認識されるため、すぐさまグリコーゲンに分解され、筋肉などを動かすための栄養源として利用されます。

なので、炭水化物をとりすぎるといつまでたっても脂肪が栄養源として利用されないので痩せない、太る、ことになるそうです。


さて、話を戻して、

そんな時、海や川の近くに住む人間が主要な栄養源としていたのがサケなどの回遊魚です。

サケは毎年きちんと同じ場所に戻ってきます。

そのうえ北太平洋をぐるっと回遊することで、実に多種多様なエサを食します。

結果、サケ自身の体が栄養の宝庫となるのです。

世界を駆け巡り(泳ぎまくり)人に必要不可欠な栄養素をたっぷりため込んで、定期的に人の元に帰ってきてくれるサケ。

こんな都合の良い生き物が他にいるでしょうか!?


ちなみにサケの栄養価をWikiからパクって、いや引用してきました。

100 gあたりの栄養価
エネルギー120 kcal (500 kJ)
0 g
食物繊維0 g
3.77 g
飽和脂肪酸0.84 g
一価不飽和1.541 g
多価不飽和0.898 g
20.14 g
ビタミン
ビタミンA相当量
(4%)
30 µg
チアミン (B1)
(7%)
0.080 mg
リボフラビン (B2)
(15%)
0.180 mg
ナイアシン (B3)
(47%)
7.000 mg
ビタミンB6
(31%)
0.400 mg
葉酸 (B9)
(1%)
4 µg
ビタミンB12
(125%)
3.00 µg
ビタミンC
(0%)
0 mg
ビタミンE
(7%)
1.09 mg
ミネラル
ナトリウム
(3%)
50 mg
カリウム
(9%)
429 mg
カルシウム
(1%)
11 mg
マグネシウム
(6%)
22 mg
リン
(40%)
283 mg
鉄分
(4%)
0.55 mg
亜鉛
(5%)
0.47 mg
他の成分
水分75.38 g
ビタミンA99 IU
コレステロール74 mg

みごとに炭水化物以外の栄養がしっかり詰まっています。

食生活に関しては、米とサケ食ってれば無問題!という感じにみえます。(あくまでも素人目には)

日本においては、サケが獲れるという理由で縄文文化が東日本でより高度に発達したという説も有るとか無いとか。

要は、魚を食べずに穀物(米、麺類など)ばかりに頼っているとヤバいよ!ということです。

何万年も人は狩猟採集のみで暮らしていたのですから当たり前ですね。


ちなみにサケ以外の回遊魚としては、イワシ,サバ,サンマ,カツオ,アジなどが挙げられます。

どれもご飯に合う食材ですが、まさか栄養的にもご飯にぴったりだったとは。


私は最近魚(さばやいわし)の缶詰をよく買っています。

安いし、凝縮されているので栄養価も高い、ということらしいです。


人間の体は20万年前からさほど変わっていない!

また一つ納得しました。


それではっ!


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