2021年9月4日土曜日

SLEEP「睡眠の技術」その他トピックと読了後感想!

 SLEEPを読了し、私はいつものように付箋部分をノートに書きだす作業に取り掛かりました。

「あれ、出ない」

どうやら、私の愛用しているボールペン「uni JetStream」のインクが切れたようでした。

「なんてこった!すぐに買いに行かないと」

今の私は、これ以外のペンでは字が書けない体になっていたのです。


近所の雑貨屋に走った私は、そこで相変わらずその威厳を保っているJetStreamを見つけました。

確か値段は130円ほど。そして替え芯は80円ほどだったと思います。


私曰く?このペンは文房具大国「日本」の名作だと思っています。

一見シンプルなボールペンですが、実はそんじょそこらの国には真似できないノウハウが詰まっています(と勝手に思っています)。


・限りなく真球に近いボールペン先。

 これは、日本の高品質な工業用ベアリング技術にも通じるところがあります。精度が甘いと、綺麗に転がらない、インクが上手く乗らないなど、そのまま書き心地に直結する不具合が出てきます。

・インクの成分

 よく分かりませんが、恐らく色合いや粘性などの最適化が図られており、化学的なノウハウが詰まっているように思います。

・グリップ

 ラバーゴムの厚み、そして感触や質感など、とても書きやすく長時間握っても疲れにくい設計になっています。


ざっと挙げてもこれらの技術、ノウハウが詰め込まれています。

そして最も重要なのが、これらのスペックをこの値段で生産出来る事。

つまり、コストパフォーマンスに優れている事です。


たかがボールペンといえど侮れません。

そこには恐らく長年に渡る研究開発の積み重ねが集積しているはずだからです。


という訳で、この新しいJetStreamで記したノートを元に、SELLP「睡眠の技術」を締めくくりたいと思います。


健康診断などで脳波の測定をした方も多いと思いますが、脳波には主に以下のようなレベルがあるそうです。


1.ベータ波(15-40Hz) … 目覚めている時

2.アルファ波(9-14Hz) … リラックス、あるいは集中の状態

3.シータ波(4-8Hz) … 深い瞑想、浅い眠り(レム睡眠)。直感力が情報処理能力が高まる。

4.デルタ波(1-3Hz) … 深い眠り。体の修復、再生は主にこの状態の時に行われる。

()内は振動数(周波数)で、高いほど活動的な状態です。


なぜ脳波の話が出てくるかと言うと、もし起きている時に自分の意思で3.や4.の状態に自由に持って行けるようになれば、かなり心身の健康に寄与できるからです。

そしてその方法として紹介されていたのが、マッサージマインドフルネスです。


・マッサージ

 5,000年以上の歴史を持ち、世界中にその記録があります。

古代ギリシャの医師ヒポクラテスは

「医師は様々な経験を積まないといけないが、とりわけマッサージは必須である」

と言ったそうです。現代と違って、当時のマッサージは基礎医学だったようですね。

また、マッサージの中には東洋的治療法として「ツボ押し」があります。

その中でも特に不眠に効くツボが「神門」です。






実験では、不眠症患者の尿に含まれるメラトニンの代謝物の量が正常なレベルに増えていったそうです。

(メラトニンは主に腸内で生成されて、眠りのサインを体に送るホルモンで、年齢と共にその生成量は減少します)

自分で押すことが出来るので、就寝前に押してみるといいでしょう。


・マインドフルネス

いわゆる瞑想ですが、ただボーッとしているのではなく、「今に集中する」ことに意識を向けます。

これによって、気分を良くするホルモンや鎮静作用をもたらすエンドルフィンを増やし、逆にコルチゾールなどのストレスホルモンを減らし、さらに体内の炎症を抑える効果まであるそうです。

達人になると瞑想中にデルタ波が現れるそうで、これは深い眠りの状態と同じです。(ほんとにただ熟睡しているだけなのでは?という疑問も抱きましたが)


著書にはマインドフルネスの事についてはさほど詳しく書かれていなかったので、また機会があれば関連する書物を読んでみたいと思いました。


以上、何回かに分けてSLEEP「睡眠の技術」について紹介しました。

結論として知っている事でも、「なぜ?どうして?」が理解出来れば、誤って採ったり使ったりする可能性も無くなると思います。

なので、今後さらに我々の知ってるようで知らない我々自身のことについて、様々な情報や知識を取り入れていきたいと思います。


それではっ!

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